岩手県に本社を置く東証一部上場企業で、資本金128億円と県内随一の規模を持つ会社です。
創業90年以上の歴史を誇り、旧本店の建物は東京駅に似た外観をしています。
実際、辰野金吾氏が設計した建物なのでそのような特徴があります。
現在では国の重要文化財に指定されており、盛岡市のランドマークとしても知られています。
岩手銀行は岩手県内に本社を置く地方銀行3行の中で最大規模であり、給与水準も高水準です。
長い間、岩手県内の安定企業として多くの学生から選ばれてきました。
秋田県、青森県、宮城県、東京都にも支店があり、県外でも働く機会がありますが、岩手県内に配属される可能性が高いです。
普段は業務用ノートパソコンは職場に置いているため、土日祝日、もしくは平日の業後に自分や同居家族がコロナ感染者の濃厚接触者に該当してしまった場合には、翌週からのテレワークのために他の職員から業務用ノートパソコンを自分の自宅まで届けてもらう必要が出てきます。
ほかに方法がないのでやむを得ないですが、急なテレワークには、周囲に相応の負担がかかる点が感じられます。
コロナ対応として、自分や同居家族が濃厚接触者に該当してしまった場合など、テレワークとするケースがあります。
本部業務であればテレワークの割合を高められると思いますが、支店で顧客対応業務につく人にとっては、経常的にテレワークをするのは難しいのではないかと感じます。
テレワーク中は、自宅にいるので気楽です。
面接は和やかな雰囲気で進行し、紳士的な対応で話しやすい雰囲気でした。
志望動機など形式的な質問があったものの、人物像を受け答えを通じて見られる印象でした。
趣味や学生時代の経験について尋ねられましたが、自分が頑張ったことを話すと、深掘りの質問をされることで伝えたいことをしっかり伝えることができました。
聞き手の圧迫面接とは異なり、お互いに好感を持ち合うような雰囲気で面接が進んだことが記憶に残っています。
内定が出なくても、取引を通じて会社と関わりたいなと思える素敵な企業であるという印象を持ちました。
職場の雰囲気は、支店によって異なります。
定期人事異動によって一緒に働く人が入れ替わるため、様々な人と接することになります。
同じ所属で働く期間は平均で約3年ほどであり、辛い状況でも耐えられる期間だと考えることができます。
近年では、ハラスメント防止に力を入れており、セクハラ専用窓口を設置しています。
さらに、コンプライアンス勉強会を定期的に実施し、不祥事を防止する取り組みも行っています。
入行すると、まずは支店に配属されます。
入行3年目まではジョブローテーションで各業務を経験できますので、自分の適正に合った業務がイメージできるようになると思います。
支店での営業は、融資や預かり資産業務がメインになりますが、担当地区を回って情報収集しながら、M＆Aやビジネスマッチングなど、フィービジネスにつなげるような仕事も重要になってきます。
支店の規模によって、仕事の忙しさや密度は変わってくると思います。
配属に関して自身の希望は出せるものの最終決定は全体のバランスを考慮した上で人事部が判断を下すので、必ずしも希望通りになるとは限りません。
また、一度配属されると滅多なことがない限りは最低でも2年以上、平均3年程度は同じ支店にいることになるので、配属先は重要です。
