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たべもの・食育図鑑 (「食の科学」と「いのちの営み」を考える)
説明
「たべもの・食育図鑑」は食の科学といのちの営みについて学ぶための書籍です。
※必須
たべものの奥行きを知る
小松菜は東京の小松川べりで採れたから「小松」菜 中国から伝来し,古事記にも登場する
→ 由来が分かる

小松菜とほうれん草の栄養分比較のグラフがのっている。小松菜はほうれん草より栄養がある。カルシウムがすごい。
→ 栄養が分かる

小松菜のような青菜はあおものという。日本地図に各地のあおものが載せられている。長野のあおものは野沢菜,京都のあおものはみぶな
→ あおものというカテゴリーを知り,わが国の東西を知る

野菜はエチレンというホルモンを出し,劣化する。生育していた状態=立てた状態だとエチレンが減る
→ 野菜の科学を知る

たべものの古今東西と科学を知ることができます。
多くの図鑑はそういう工夫をこらしているものですが,本書も工夫がなされています。
大人の教養としても十分すぎる情報量でしょう。

たべものの奥行きを知るために。この図鑑をおすすめです。
4.0
1年前
Ztrf
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