森保　一

森保 一（もりやす はじめ、1968年8月23日 - ）は、静岡県掛川市生まれ、長崎県長崎市出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者です。現役時代のポジションはミッドフィールダー（MF）。元日本代表で、現在はサッカー日本代表の監督を務めています。

静岡県掛川市で生まれた森保は、父親が造船関係者だったため、幼少期から名古屋市、横須賀市、佐賀県唐津市と各地を転居しました。小学5年から本格的にサッカーを始め、小学6年の時にはサッカークラブチーム「土井首SSS」でプレーしました。中学時代は自らの手でサッカー部を創設し、プレーを続けました。

高校は長崎日本大学高等学校に進学し、サッカーを続けましたが、全国大会には出場できませんでした。1987年にマツダ（現サンフレッチェ広島）に入団し、プロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせました。マツダSC東洋でのプレーを経て、マツダのトップチームであるサンフレッチェ広島で活躍しました。

1992年には日本代表に初招集され、ラモス瑠偉をカバーする役割を担いました。1993年にはW杯アメリカ大会アジア予選に出場し、ドーハの悲劇を経験しました。クラブでは、サンフレッチェ広島の選手として、Jリーグが開幕すると、1994年サントリーシリーズでのステージ優勝に貢献しました。

現役引退後は指導者の道に進み、2012年から2017年までサンフレッチェ広島の監督を務めました。2017年からは日本 U-23代表の監督を務め、2018年からはサッカー日本代表の監督として活動しています。