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Fycompa
説明
フィコンパは、抗てんかん薬であり、神経の過剰な興奮を抑えててんかん発作を制御します。
飲むとすぐに眠気やふらつきが出ることがあるため、就寝前に服用する必要があります。
二次性全般化発作や強直間代発作に使用されます。
メーカー
Eisai
内容量
1箱28錠
使用対象
男女兼用
製造国
イギリス
効果
〇てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)
〇他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法

※上記は、同一有効成分における日本での適応です。使用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
用法
部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合
<単剤療法>
通常、成人にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後2週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。維持用量は1日1回4~8mgとする。
なお、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高8mgまでとする。
<併用療法>
通常、成人にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回4~8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。

強直間代発作に用いる場合
<併用療法>
通常、成人にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。

※上記は、同一有効成分における日本での用法・用量です。使用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。
注意事項
飲み忘れに気付いた際は、気付いた日の寝る直前から服用を再開してください。
※2回分を一度に服用しないこと。

本剤は自己判断で使用を中止したり量を加減したりせず、医師の指示通りに服用してください。
本剤の服用中は、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
易刺激性、攻撃性・敵意、不安、自殺企図などの症状があらわれることがあります。気分に変化があったと感じた場合には、必ず医師にご相談ください。
運動失調(ふらつき)などが高頻度で認められ、転倒などを伴うおそれがあるため十分に注意するとともに、本剤は必ず就寝直前(布団に入る直前)に服用してください。
アルコール飲料はこの薬に影響するため、本剤の服用中はお控えください。
本剤には併用に注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や新たに使用する場合は、必ず医師又は薬剤師にご相談ください。
持病のある方や、高齢の方は、本剤使用前に必ず医師又は薬剤師にご相談ください。
妊娠中・妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、本剤使用前に必ず医師にご相談ください。
子供の手の届かないところに保管してください。
直射日光と湿気を避けて、涼しい場所に保管してください。

■以下の方は本剤を使用しないでください。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
重度の肝機能障害のある方
副作用
浮動性めまい、傾眠、易刺激性

攻撃性等の精神症状(攻撃性、不安、怒り、幻覚、幻視、幻聴、妄想、せん妄)などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
成分
フィコンパ2mg
Each Film-Coated Tablet Contains: Perampanel 2mg, Excipients q.s.
1フィルムコーティング錠中:ペランパネル 2mg、添加剤 適量

フィコンパ4mg
Each Film-Coated Tablet Contains: Perampanel 4mg, Excipients q.s.
1フィルムコーティング錠中:ペランパネル 4mg、添加剤 適量

フィコンパ6mg
Each Film-Coated Tablet Contains: Perampanel 6mg, Excipients q.s.
1フィルムコーティング錠中:ペランパネル 6mg、添加剤 適量
※必須