Psyril
サイリル(Psyril)は、チオリダジンを含有したフェノチアジン系定型抗精神病薬であり、錐体外路症状の副作用が少ない一方、致死性の不整脈を引き起こす可能性があるため、医師の指示に従って使用する必要がある。
現在では日本では販売終了したが、米国などで使用されている。
詳細情報
- メーカー
- Consern
- 内容量
- 1箱100錠
- 使用対象
- 男女兼用
- 製造国
- インド
- 効果
- 他の抗精神病薬による治療が不十分な統合失調症の管理 ※上記は、同一有効成分における米国での適応です。使用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
- 用法
- 通常、成人の開始用量として、50mg~100mgを1日3回、経口投与する。必要に応じて1日最大800mgまで徐々に増量することができる。症状が効果的にコントロールされたら、用量を徐々に減らして最小維持用量を決定する。なお、1日の総投与量は200mg~800mgの範囲とし、1日2回~4回に分けて投与すること。 ※上記は、同一有効成分における米国での用法・用量です。使用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師にご相談ください。
- 注意事項
- 飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分の服用はしないでください。 ※2回分を一度に服用しないこと。 本剤は用量依存的にQT間隔を延長することが示されており、それに続く突然死、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)が報告されています。 本剤は自己判断で使用を中止したり量を加減したりせず、医師の指示通りに服用してください。 本剤の服用中は、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。 アルコール飲料はこの薬に影響するため、本剤の服用中はお控えください。 本剤には併用に注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や新たに使用する場合は、必ず医師又は薬剤師にご相談ください。 持病のある方や、高齢の方は、本剤使用前に必ず医師又は薬剤師にご相談ください。 妊娠中・妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、本剤使用前に必ず医師にご相談ください。 子供の手の届かないところに保管してください。 直射日光と湿気を避けて、涼しい場所に保管してください。 ■以下の方は本剤を使用しないでください。 QT間隔を延長することが知られている他の薬剤を使用中の方 先天性QT延長症候群または心不整脈のある方 CYP2D6阻害作用のある薬剤を使用中の方 フェノチアジン系化合物及びその類似化合物に対し過敏症の方
- 副作用
- 眠気、錐体外路症状、口の渇き、目のかすみ、便秘、吐き気、嘔吐、下痢、鼻づまり、顔面蒼白、乳汁漏出、乳房充血、無月経、射精障害、末梢浮腫、蕁麻疹 突然死、心室頻拍、などの症状が現れる場合があります。 その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
- 成分
- サイリル10mg Each Film Coated Tablet Contains: Thioridazine HCI U.S.P. 10 mg. Excipients q.s. 1フィルムコーティング錠中:チオリダジン塩酸塩 米国薬局方 10mg、添加剤 適量 サイリル25mg Each Film Coated Tablet Contains: Thioridazine HCI. U.S.P. 25 mg, Excipients q.s. 1フィルムコーティング錠中:チオリダジン塩酸塩 米国薬局方 25mg、添加剤 適量 サイリル50mg Each Film Coated Tablet Contains: Thioridazine HCI U.S.P. 50 mg, Excipients q.s. 1フィルムコーティング錠中:チオリダジン塩酸塩 米国薬局方 50mg、添加剤 適量 サイリル100mg Each Film Coated Tablet Contains: Thioridazine HCI U.S.P. 100 mg. Excipients q.s. 1フィルムコーティング錠中:チオリダジン塩酸塩 米国薬局方 100mg、添加剤 適量
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