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クリノタブ(ミノマイシンジェネリック)
説明
クリノタブは、日本で承認されているミノマイシン錠のジェネリック医薬品です。
有効成分はミノサイクリン塩酸塩で、テトラサイクリン系の抗生物質です。
クリノタブは広範な抗菌作用を持ち、グラム陽性菌やグラム陰性菌に対して効果があります。
さらに多剤耐性ブドウ球菌やクラミジア属、リケッチア属、炭疽菌にも効果的です。
このため、皮膚科、呼吸器科、耳鼻科、泌尿器科、歯科領域などで幅広く使用されています。
メーカー
Teofarma
内容量
1箱30錠
使用対象
男女兼用
製造国
イタリア
効果
適応菌種
ミノサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌、梅毒トレポネーマ、リケッチア属(オリエンチア・ツツガムシ)、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)

適応症
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、淋菌感染症、梅毒、腹膜炎、感染性腸炎、外陰炎、細菌性腟炎、子宮内感染、涙嚢炎、麦粒腫、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、上顎洞炎、顎炎、炭疽、つつが虫病、オウム病

※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
用法
通常成人は初回投与量をミノサイクリンとして、100~200mg(1~2錠)とし、以後12時間ごとあるいは24時間ごとにミノサイクリンとして100mg(1錠)を経口投与する。
なお、患者の年齢、体重、症状などに応じて適宜増減する。
注意事項
飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。
※2回分を一度に服用しないこと。

自分の判断で中止せずに医師の指示どおり服用してください。
胃薬(アルミニウム、マグネシウム含有制酸剤)や鉄剤、カルシウム含有製剤と同時に服用すると効き目が弱くなるので、2~4時間ずらして服用してください。
多めの水で服用してください。特に寝る前の服用には注意してください。
本剤の服用中に尿が黄褐色~茶褐色、緑、青に変色することがありますが、心配は要りません。
めまい感があらわれることがあるので、本剤服用中は自動車の運転等危険を伴う機械の操作及び高所での作業等に従事しないでください。
本剤の服用中にカルシウムを多く含む食品(牛乳など)は一緒に摂らないでください。

■以下の方は本剤を使用しないでください。
テトラサイクリン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある方
副作用
ショック、アナフィラキシー、全身性紅斑性狼瘡(SLE)様症状の増悪、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、自己免疫性肝炎、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、血液障害、重篤な肝機能障害、急性腎不全、間質性腎炎、呼吸困難、間質性肺炎、PIE症候群、膵炎、痙攣、意識障害等の精神神経障害、出血性腸炎、偽膜性大腸炎

発疹、めまい感、頭痛、腹痛、悪心、食欲不振、胃腸障害、嘔吐、下痢、舌痰、倦怠感などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
成分
Each Tablet Contains: Minocycline Hydrochloride 107.97mg equivalent to Minocycline Base 100mg .

1錠中:ミノサイクリン塩酸塩 107.97mg(ミノサイクリン 100mg と同等)
※必須