グリネート(スターシスジェネリック)
グリネート(Glinate)は、速効型のインスリン分泌促進薬であり、食後の高血糖を抑え、血糖値を下げる働きがあります。
この薬に含まれているナテグリニドという成分は、膵臓のランゲルハンス島でインスリンを分泌する機能を促すため、食後早期により多くのインスリンが出されて血糖値を減少させます。
ただし、膵臓のインスリン分泌機能がない場合には効果がないです。
詳細情報
- メーカー
- Glenmark Pharmaceuticals Ltd
- 内容量
- 1箱200錠
- 使用対象
- 男女兼用
- 製造国
- インド
- 効果
- 2型糖尿病における食後血糖推移の改善 ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。 食事療法・運動療法のみ 食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用 食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用 食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
- 用法
- 通常、成人にはナテグリニドとして1回90mg(60mg錠の場合:1.5錠、120mg錠の場合:0.75錠)を1日3回毎食直前に経口投与する。 なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を120mg(60mg錠の場合:2錠、120mg錠の場合:1錠)まで増量することができる。
- 注意事項
- 飲み忘れに気付いた際は、次の食事まで待ち、次の食事の食直前(食前10分以内)に必ず1回量を服用してください。 ※2回分を一度に服用しないこと。 肝臓、腎臓、甲状腺疾患があれば、医師・薬剤師にご相談ください。 本剤服用中も必ず食事療法、運動療法を守るように心がけてください。 医師の決めた量を食事前10分以内に服用してください。 本剤の服用中は、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。 低血糖が起こることがあります。 他の糖尿病の薬を服用している方は主治医にお申し出ください。 妊娠中・妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、本剤使用前に必ず医師にご相談ください。 ■以下の方は本剤を使用しないでください。 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の方 透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある方 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
- 副作用
- 乳酸上昇、ピルビン酸上昇、尿酸上昇、血清カリウム上昇、嘔気、放屁増加、腹部膨満感、胃もたれ感、腹痛、便秘、下痢、発疹、そう痒感、肝機能異常(γ-GTP上昇、LDH上昇、AST上昇、ALT上昇等)、腎機能障害、貧血、白血球減少、血小板減少、頭痛、動悸、めまい、倦怠感、体重増加、浮腫(顔面、下肢等) 低血糖、肝機能障害、黄疸、心筋梗塞、突然死などの症状が現れる場合があります。 その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
- 成分
- グリネート(Glinate)60mg Nateglinide 60mg ナテグリニド 60mg グリネート(Glinate)120mg Nateglinide 120mg ナテグリニド 120mg
レビュー
ふんわ
II型糖尿病を発症して以来、糖尿専門医に通院し、毎朝食後にジャヌビア50mg×1を服用しています。
食事制限や運動でもなかなか数値が改善せず、悔しい日々を過ごしていました。
朝食と昼食は自分に合わせた食事ができますが、夕食は家族と一緒に食卓を囲むため、糖質制限が緩んでしまいます。
そのため、夕食前に1錠服用するようにしています。
服用し始めてからまだ病院には行っていないので、血糖数値の改善具体的な効果は分かりませんが、夕食後の倦怠感は以前ほど感じなくなりました。
次回の検査結果に期待しているところです。
りん介
食前食後に血糖値を計測していますが、食後の血糖値が高い状態が4時間近く続きます。
それで試しに服用してみたところ、ピークが下がり、血糖値が高い時間も短くなるようになりました。
また、足の指先の痺れや夜中に足がつる頻度も劇的に減りましたので、効果があると思われます。
浜ちゅう
前回に引き続き、ジャヌビアを朝、1錠服用していますが、夕食が主食だけであるため、夕食時に補助的に服用しています。
現在のHa1cは5.5で安定しており、身体への負担も考慮し、過剰な使用はしないようにしています。
副作用に関しては60mgでは低血糖について特に問題がなく、この薬は比較的この程度で問題ないと思われます。
ただし、この薬は食事直前を前提としたものですので、誤った服用方法には注意が必要です。
さち
朝にジャヌビア1錠、夕方の主食時にナテグリニド60mgを一日一回併用していますが、今のところ低血糖の心配なくうまくいっています。
日本では一日3回毎食直前に90mgが処方されていますが、補足的に考える価値はあるかもしれません。
ただし、安心感を得るためには主治医と自分の状況を相談することが大切であり、血液検査などのメンテナンスも忘れずに行いましょう。
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