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アサコール
説明
アサコールは潰瘍性大腸炎の治療に使われるお薬で、日本でも販売されています。
この薬は大腸の炎症を抑えて症状を改善し、再発を予防する効果があります。
潰瘍性大腸炎は大腸粘膜にびらんや潰瘍が生じる原因不明の病気であり、便の異常などさまざまな症状が現れます。
現在、根本的な治療法はありませんが、Asacolの有効成分メサラジンは直接病変部に作用して炎症を抑えます。
メーカー
Tillotts Pharma AG
内容量
1箱90錠
使用対象
男女兼用
製造国
スイス
効果
潰瘍性大腸炎(重症を除く)

※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
用法
通常、成人にはメサラジンとして1日2400mg(3錠)を3回に分けて食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて1日1回2400mg(3錠)食後経口投与とすることができる。活動期には、1日3600mg(4.5錠)を3回に分けて食後経口投与する。
なお、患者の状態により適宜減量する。
注意事項
飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分の服用はしないでください。
※2回分を一度に服用しないこと。

かまずに服用してください。
服用直前にシートから錠剤を取り出してください。分包してある場合は湿気を避けて保存してください。
本剤の服用中に便の中に茶色い錠剤の破片がみられることがありますが、心配いりません。
ネフローゼ症候群、間質性腎炎が報告されているため、服用中は腎機能を検査するなど、状態を十分に観察してください。異常が認められた場合には、減量又は服用を中止するなどの適切な処置を行ってください。
肝炎、肝機能障害、黄疸が報告されているため、服用中はAST(GOT)、ALT(GPT)などの肝機能をモニターするなど、状態を十分に観察してください。異常が認められた場合には、減量又は服用を中止するなどの適切な処置を行ってください。
メサラジンにより過敏症状(発熱、腹痛、下痢、好酸球増多など)が発現することがあり、また、潰瘍性大腸炎が悪化することがあるため、異常が認められた場合には、減量又は服用を中止するなどの適切な処置を行ってください。
サラゾスルファピリジンに対し過敏症の既往歴のある方が本剤を服用する場合には、慎重に服用してください。
腹部の痙攣、腹痛、発熱、重症な頭痛又は発疹のような急性の過敏症の症状があらわれた場合には、服用を中止してください。
本剤をメサラジン注腸剤と併用する場合には、メサラジンとしての総服用量が増加することを考慮し、特に肝又は腎機能の低下している方並びに高齢の方の服用については適宜減量するなど、十分に注意してください。併用時に異常が認められた場合には、減量又は中止するなどの適切な処置を行ってください。

■以下の方は本剤を使用しないでください。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
サリチル酸塩類に対し過敏症の既往歴のある方
重篤な腎障害のある方
重篤な肝障害のある方
副作用
骨髄抑制、再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少症、好中球減少症、血小板減少症、心筋炎、心膜炎、胸膜炎、間質性肺疾患、膵炎、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全、肝炎、肝機能障害、黄疸

好酸球増加、ビリルビン増加、尿中NAG増加、CRP増加などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
成分
Mesalazine 800mg

メサラジン 800mg
※必須
潰瘍性大腸炎と診断されたため、再発の可能性があるものの、処方箋に変更はないので、検査の苦痛や時間を考慮して現在使用しています。
4.0
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