まさに昭和の日本という感じです。
女性は黙って下働きをする風潮が今の日本でも見られるんだなと思うほどです。
接客の仕事に採用されたつもりでしたが、実際は一年間働いても接客業務は殆どありませんでした。
毎日チラシ配りばかりで、それならばチラシの配達バイトをした方が良かったかもしれません。
なぜ接客をさせる気が全くないのに、接客スキルを求めて募集しているのか不思議に思います。
私がアルバイトだったので休みも確保されていましたが、女性社員の多くは休みがほとんど取れず、最初は正社員を目指していましたが徐々にその考えが消失していきました。
この会社では女性のキャリアは永遠に存在しないようですので、絶対におすすめできません。
女性に対して前時代的な考え方を持つ会社で働いていたことがあります。
重要な業務に関わらせてもらえず、バカにされるような扱いを受けました。
現在でもその状況が改善されていないのではないかと感じます。
働き始めの頃は、当時の店長から高圧的な対応や人格否定を受ける日々でした。
ノルマに達しないと眼鏡まで購入させられたり、良い上司はごく一部で、ほとんどがパワハラじみた態度ばかりでした。
プライドの高い人が技術不足を隠すため、勉強して取り組むと怒鳴られることも珍しくありませんでした。
あのような状況が長期間続くことを考えると、恐ろしい気持ちになります。
10年間勤めましたが、配属先の営業時間は異なります。
全店舗でシフト制度はなく、全員が定時から定時まで働き、平均して10時間拘束されています。
ただし、お客さんの入りによっては遅くなることもあります。
残業代は支給されず、昼休憩は食事が終わればすぐに戻らなければいけません。
週に1日の休みが基本ですが、店長から売り上げが悪い場合は休むことを禁じられることもあります。
労働基準法には明らかな違反がある状況ですが、タイムカードは手書きで記入され、出勤しているにも関わらず休んでいるように偽装されることもあります。
有給休暇は存在するが実質的に取得は難しく、退職時に自己申請者だけが消化できる形態です。
過去には労働問題が起こった際には隠蔽されることが多かったと言われています。
ボーナスは支給されず、昇給も不安定な状況です。
私自身も比較的待遇が良かった方でしたが、心身共に限界を感じ、正社員としての働き方に疑問を感じるようになりました。
20年前はブラック企業と呼ばれる程の状況でしたが、今ではさらに厳しい状況が広がっていると感じます。
社員たちは奴隷のように働かされているという現実に直面しています。
