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アポトラマドールSR(ツートラムジェネリック)
ワントラムは服用後、血漿中の濃度がほとんど上昇せず、服用から半日後に最高濃度に達するという特徴があります。 ただし、濃度は比較的早く減少していきます。 計算上では、ワントラムを継続して服用しても定常状態にはなりませんが、なぜか3日服用すると定常状態に入るようです。 しかし、その作用機序はまだ不明です。 ワントラムはトラマール速放剤の薬効変化を時間を4倍に引き延ばした感じで表現されますが、今の状況でもほとんど効果がなく、製品として十分ではないと言えそうです。 それに対して、後から工夫された国産のツートラムが2022年に発売されました。 ツートラムは速放部分と徐放部分を合わせて一錠としました。 例えば、強い痛みがある場合でも速放部分のおかげで1〜2時間で最高濃度に達し、早く効果を発揮するはずです。 また、徐放部分によって約半日の間も濃度を一定に保つよう設計されています。 もし、このツートラムの設計が正しいならば、ワントラム単独では十分な効果が得られず、トラマール速放剤と組み合わせるか、あるいは速放剤の低容量版を追加することでツートラムのような効果が期待できます。 私自身の場合、今強い痛みを感じているにも関わらず半日も我慢することは苦痛ですので、明らかにツートラムを選択します。 また、一時的な救済策として、トラマール速放剤を服用し、その後は1日の最大容量内でツートラムを継続的に服用することも考えられます。 Apotex社のツートラムも、日本のツートラムと同様の効果があれば非常に助かります。
AMA
2023-02-09