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油の正しい選び方・摂り方―最新 油脂と健康の科学 (健康双書)
アトピー性皮膚炎や喘息、潰瘍性大腸炎やクローン病、さらにはうつ病などの精神疾患に共通する原因があります。
なぜ近年、花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー性疾患が増えてきたのでしょうか?また、潰瘍性大腸炎やクローン病といった難治性の炎症性疾患についてもよく耳にするようになった理由は何でしょうか? 明確な答えは得られませんが、戦後日本ではリノール酸豊富な植物性油が大量に消費されるようになりました。スナック菓子や揚げ物を多く摂取することによって、リノール酸が体内で代謝され、さらにアラキドン酸へと変化します。そしてアラキドン酸はアラキドン酸カスケードと呼ばれる過程を経て、炎症を引き起こす物質へと代謝されてしまいます。このため、リノール酸の過剰摂取は炎症を起こしやすくなる可能性があります。 一方、αリノレン酸やその代謝物であるEPA・DHA(主に魚に含まれています)は、脳に良い影響を与えることが知られています。しかしリノール酸はその働きを妨げ、摂り過ぎると脳にとって好ましくない影響を及ぼす可能性があります。 このように食事と病気(特にアレルギー性疾患や精神疾患)の関係は重要であり、医食同源の考え方も強調されています。以上が現代の食生活と健康問題の一例です。
Rodriguez
2023-11-27