レビューへのご意見
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「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない (講談社+α新書)
酵素についての話ではなく、むしろ腸内細菌に関するお話が主です。
本のタイトル『腸内酵素力』を買った理由は、酵素について知りたかったからですが、実際の内容は完全に異なっていました。内容はほとんど腸内細菌に関するものであり、体調改善についての情報は腸内細菌に焦点を当てています。腸内細菌に興味のある方にとっては十分な内容でしょうが、私にとっては既に何冊かの本やテレビ番組で解説されてきたことばかりで、新しさを感じませんでした。 本当に知りたかった酵素については、わずかな言及しかありませんでした。その中でも、酵素は腸内細菌が産生するという程度の情報しか得ることができませんでした。 さらに、著者は「酵素栄養学」を否定していますが、その根拠は明示されていません。一方、「酵素栄養学」という概念を取り扱った他の書籍では、酵素に関する科学的な説明が充実しており、多くの情報が提供されています。また、それでもなお未解明の領域が存在するというスタンスを取っています。 全ての情報を鵜呑みにすることは避けるべきかもしれませんが、私にとっては「酵素栄養学」の方が参考になる内容です。
anonymous
2023-11-27