レビューへのご意見
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土井家の「一生もん」2品献立 (講談社のお料理BOOK)
声に出して読んで癒される不思議な料理本
大阪出身で、現在は遠くに暮らす者です。土井先生のお父様の番組を小さい頃に見ていました。「怖い顔したおじさんだなあ」と思っていました。後に善晴先生が登場した時は、「なんか真剣そうな人だなあ。もっと笑ってほしいな」と母や祖母と話していました。 今回は全然買うつもりはありませんでした。実は別の料理家の本を買おうとネットで調べていました。しかし、皆さんのレビューが素晴らしく、一部抜粋して紹介された文章に心を打たれ、二冊同時に購入しました。『一汁一菜でよいという提案』は、深く読み込みたいので、まずこちらを読んで眺めています。 そして、今日ふと声に出して最初を読み始めると、涙が溢れ、喉の奥が詰まる感覚がありました。故郷の言葉の懐かしさと寂しさと恋しさが胸に広がり、言葉では表現できない特別な感情が湧き上がりました。こんな料理本があったんですね。少しずつ何度も噛み締めるように読み進めたいです。 思えば今の善晴先生は、良い意味で力が抜けていて髪のあるお顔をされています。だから言葉の魔力が増すのでしょう。星4つなのは、まだ何も作っていないからです。
anonymous
2023-11-27