抗がん剤の権威である先生による本は、読み物として楽しめる内容です。この本では西洋医学が癌を異物扱いし消滅させる考え方について言及していますが、私はそれは間違っていると思います。臓器が癌を生成するのは、身体が汚れすぎて死亡を防ぐためだと述べており、癌が生じない場合でもリュウマチなど別の疾患が生じる可能性もあるそうです。発展的に話すと、癌によって長く生き残ることができているのに、切除手術を行うことで身体の汚れが蓄積し急死したり、再び癌が生じる可能性が増します。血液を清浄に保つ食材を適度に摂取することが重要です。食べ過ぎは癌の原因になることも指摘されています。また、性格も関連すると考えられます。個人的には癌が生じた場合、食事や性格を変える必要があると思っています。 サイトで読んだ情報に基づき、癌に対して感謝の気持ちを持つことが重要であり、物理的な対処法は効果がないとされています。したがって、この先生の書籍は参考にはならないと思われます。ただし、野菜スープに関しては参考になるかもしれません。 まだ1週間しか経っていないため、効果を実感することはできませんが、想像以上に美味しいので続けてみたいと思います。ただし、レシピの記述方法はあまりうまくありません。分量や説明が適当であり、塩の摂取についても具体性が欠けた表現です。私は精製塩以外の海由来の塩なら問題なく摂取してよいという説を信じています。 内容を考えると、野菜スープのレシピだけでも本を買う価値はなさそうです。お布施として購入しましたが、抗がん剤治療を受けている人には必要ではなかったかもしれません。読み物としては、新しい情報を提供する後発の本の方が良いかもしれません。